Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic.
高度に発達した技術は魔法と見分けがつかない。
アーサー・C・クラークの名言です。
現代の科学技術は本当に我々の想像のはるか向こうまで行ってます。
例えば映像で言えばCGやプロジェクションマッピング(CGをスクリーンや空間に投影する技術)などなどまるで魔法の様な現象を映像で起こす事が出来ます。
プロジェクションマッピングの最も強烈な動画を見つけました。
BOX
スクリーンの後ろと撮影したカメラにアームが付いており、それぞれが適切なタイミングで適切な角度に動く事でもの凄い立体感や躍動感を出しています。
平面のスクリーンに映し出されているのは単なる2Dの映像なのにどうみても3D、立体的に見えますよね。
プロジェクションマッピングといえば東京駅でもありましたね。
東京駅プロジェクションマッピング
映像の技術が進めば、TVでマジックを見ても不思議ではなくなるかもしれません。
現にTVのマジックを見てCGのように感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
映像技術ばかりでなく、科学技術の進歩により、不思議ではなくなるマジックが出てくるのでは?
という危惧する声も聞こえなくもありません。
この事については以下の記事を読むと面白いです。
「この先、手品は亡くなります」未来奇術論
http://www.3half.net/articles/2010/future-of-magic-tricks.html
この3half.netでは手品にまつわるいろんな考えを読みやすい文章でまとめてあり、
ホットなマジシャンの面白い事を掘り下げています。
コラムとして面白いものがたくさんありますので合わせてチェック!
(画像をクリックでリンク先に飛びます)
magohacksでもマジック×デザインというコンセプトで動画を作っていますが、
動画の中にアニメーションを加える事でよりマジックを効果的に見せる、など発達した技術をポジティブに捉え、利用して行こうと考えています。
こういった考えを体現しているマジシャンがいます。
日本のテレビにも何度も出演しているので知っている方も多いかもと思います。
最近ではTEDに何度も出演し、さらに注目を集めています。
彼はテクノジシャンと呼ばれており、テクノロジーとマジックを組み合わせ、現実と仮想空間(デジタル)の境界線を曖昧にしようという試みをしており、まさに現状を最も理解し、行動しているマジシャンの一人です。
彼の素晴らしい演技の動画はYoutubeにたくさんありますが、今回はプロジェクションマッピングを使った演技とiPodを使った演技をご覧頂こうと思います。
TED×TOKYO Marco Tempest
iPod Magician
まとめ
magohacksは科学技術の発達によりマジックがより面白いものになる事を願ってます。
更なる科学技術の発展に期待です。