マジックショーの広告なんだから、マジックっぽくしないと。
そんなシンプルなことをやってのけたマジックフェスティバルがあります。
一般的なマジックのイメージである「シルクハットから鳩」を広告として成り立たせました。
動画をご覧下さい。
Quebec City Magic Festival
鳩がハットから出て来るビジュアルは分かりやすく、つい写真を撮ってシェアしたくなりますね。現代の広告理論を上手く利用しています。
延々と鳩が出て来る仕掛けが明かされていないところも素敵ですね。
事実、マジックショーの広告なのに、一体なんのショーなのか分からない広告というのは少なくありません。
マジックバー、マジックショップ、マジックショーなど広告をうつもの全てに言えることです。
ビジネスマジシャンなら誰しも持っている、名刺は最も小さな個人広告です。名刺にトリックが施されているものマジシャンもいるようです。
トリックやショー以外の細かいところにまで目の行き届くようになればおのずと面白いマジックショーが増えて来るのではないでしょうか。今後のマジック界の広告事情に期待です。