前回紹介したカナダのQuebec magic festivalは看板の広告以外にも面白いプロモーションをしています。
今回はQuebec magic festivalが行ったプロモーションをさらに2つご紹介します。
街中でのプロモーション2012
The Disappearance | 消える通行人
街中の一角に6つのスクリーンをセットします。
そのうち真ん中の2つは録画した映像を流すディスプレイ、その他はその場で撮影した映像をライブで流すディスプレイです。
この2枚、この2人が仕掛人です。仕掛人は事前に撮影した動きと同じ動きをし、さもライブで映っているように演出します。
道行く通行人は最初のライブディスプレイ2枚には映ります。
しかし、3、4枚目は映像なのでもちろん映るわけがありません。
仕掛け人がいることでリアリティが増します。
お姉さんもこの表情。
驚いていた人達に、ネタばらし、そしてマジックショーのビラを配ります。
みんな満足そうにビラを受け取ります。
プロモーションの結果は、大成功!
みな、驚き、困惑し、笑いました。まさにマジックショーそのもの。プロモーションでマジックを事前疑似体験をしてもらうことに成功しています。
是非動画でご覧下さい。
The Disappearance / Quebec City Magic Festival
街中でのプロモーション2013
Magic Power -Stunt | 力を、与える。
道行く人にハンドパワーを与えるプロジェクトです。
バス停の一角に向かって手を伸ばしてもらいます。センサーがその手に反応します。すると…
赤いボールが無数に浮かび上がってきます!
お兄さんもこの白熱の演技っぷり。
少年にも夢を与えます。
周りの人も注目します。
動画でどうぞ。
Quebec City Magic Festival – Magic Powers – Stunt
ポスターでのプロモーション
マジックのステレオタイプなイメージの「女性の胴体を切る」をポスターに使用。
ドキッ!としてしまうビジュアルで確実に通行人の目を留めます。
並べるとインパクトが凄いですね。
まとめ
前回の「鳩が出続ける看板」も合わせて3つの大々的な広告、プロモーションを行っています。
このQuebec magic festivalは街をあげてのイベントだからこそ、このような活動が出来るのかもしれません。
しかし、個人やお店のイベントでもアイデアを駆使すればいろいろなプロモーションが可能になると思います。
こういう問題を解決するのもクリエイティブの一種といえるでしょう。
日本にも素敵なプロモーションをするマジシャンが増えるのが楽しみです。
Quebec magic festival のサイトはこちら[Quebec magic festival ]