みなさんは普段どんなアプリを使っていますか?
TwitterやFacebook、LINEなど多くのアプリをインストールしていると思います。
そこで気づくことがありませんか…?
なんだかアプリのアイコンって青が多い・・・
そして、
色で並べるとなんか気持ちいい・・・
さぁさぁやってみました。
青いですねー
気づいたこと
・みんなおなじみTwitterやFacebookなどのSNSは明るい青系が多い。
(Twitter、Facebook、Foursquare、Skype、その他Twitterクライアントなどなど)
・カメラ系アプリは青色は非常に少ない。
・フード系、ゲーム系も青色はあまり見られない。
なぜ青色はアイコンやロゴでよく見られるのか
これは、「みんなやってるから」とかそういう日本人的思考のモノではありません。
ちゃんと色彩学的に組み立てられているのです。
そもそもアイコンやロゴというものは、そのサービスだったり企業だったりの、目標や理念の象徴です。
単純に「かっこいい色」とか「好きな色」では片付けられない、多くの想いがつまったモノなのです。
青色には「クール」「清潔」「知的」「誠実」「信頼感」「冷静」などといったイメージがあります。
特に明るめの青色には、大変前向きで爽やかな好印象が残るのです。
統計では、日本人の好きな色の第1位は鮮やかな青だという結果も出ているようです。
フード系、ゲーム系に青色があまり見られなかったのは、
・青色は食べ物と良い結びつきは無い(青い食べ物はたいてい熟してなく不味いですよね)
・ゲームなどの『ハイテンション』『明るく活発的』なイメージの場合赤色や黄色の方がしっくりくる
このような理由でしょう。
さて、なぜ今回は色について触れたのか。。。
生活の色、嗜好としての色、情緒の色、色の持つ力は様々であり偉大です。
そう、
『視覚に訴える』マジシャンのようなパフォーマーにも魅せる色の持つ力を知ってもらいたいのです。
カードやコインでの不思議な現象をさらに色付ける。
衣装の色、道具の色、テーブルの色など、パフォーマンスの中で色を意識出来るポイントはたくさんあります。
黒い衣装を着るか、赤い衣装を着るか、白い衣装を着るか。
黒いトランプを使うか、赤いトランプを使うか、青いトランプを使うか。
会場の色味や雰囲気に自分の衣装や道具は合っているのか?
色彩コーディネーターという仕事や色彩学という学問、資格もあるほど、色は奥が深いものです。
色がもたらす心理効果を少し勉強するだけでも、より効果的に「不思議」が際立つことでしょう。
まずは、身の回りの色を意識してみましょう。
今回紹介したスマホのホーム画面でも、家具でも、雑貨でも、ファッションでも、なんでもいいのです。
色にこだわり、意識すると、新たに見えてくるものがあるはず。