クリエイティブには孤独な時間が必要です。
自分の心の赴くままに思考を巡らせ、作業をし、試行錯誤する。
いろいろな人と意見を交換したり、いろいろなものを見るのも大切です。しかし、それらの情報を整理し、自分の中に落とし込むにはしばしの休息と時間が必要です。ゆっくりと思考を巡らせてクリエイティブの効率を高めるには一人の時間は必要不可欠です。
日常の中にはいくつかの一人の時間があります。バスタイム、散歩、寝る前、自室などが代表的でしょうか。
今回は、クリエイティブ作業をするのにもってこいなスペースを紹介します!
HUSH
ロンドン在住のプロダクトデザイナーのFreyja Sewell氏の作品『HUSH』。
使われている素材はフェルトと毛糸だけ、というジョナサン・アイブもビックリのシンプリシティ。
フェルト生地なのでいろいろな使い方が出来ます。
この中にこっそりと隠れて思考を巡らす、素敵ではありませんか。
こんな感じで作られてます。いい腹筋ですね。
この中でコインマジックの練習をすれば、落としてもうるさくないし、転がってどこかに行く事もない!
詳しくはこちらで。http://design-milk.com/hush-by-freyja-sewell/
COCOON 1
デザイン大国スイスのmicasa labがデザインした『COCOON 1』。
閉塞感は欲しいけど、暗くなるのは怖い…という子猫ちゃんにピッタリです。
PCを持ち込んで作業するも良し、コーヒー片手に読書を楽しむも良し。
コインを落とすとうるさそうですね。
さきほどの『HUSH』は素材がフェルトですから濡れるとちょっと厄介です。浸みます、沁みます。
ですが、こちらなら濡れても問題なさそうです。サイズは直径1.8m。
詳細はこちら。なんと中に入れるオプションを変えれば水道やガスも通るようです。
http://www.studiototal.se/cocoon.html
Home Pod Nu-Ovo
色男の国イタリアのTissettanta社が手がけるこちらのホームポッド、『Nu-Ovo』。
先に紹介した2つは作業スペースにも使えますがどちらかといえばリラックスに向いているかもしれません。しかしこちらは作業には持ってこいです。
適度な閉塞感がありつつ、光と空気が循環しやすいデザイン。すごいタマゴ感です。
なんとシャワーノズルを取り付ける事でシャワーブースにもなります。(※写真の美女は付いてきません)
屋外でも屋内でも使える優れものです。たまには外で作業を、という時にもいいですね。
詳細はこちら。http://www.trendir.com/archives/005713.html
まとめ
以前紹介したオースティンクレオンさんが著書の中で、
アナログスペースとデジタルスペースを分けた方がいい。
というアドバイスをされていました。PCでの作業が必須の場合は仕方ありませんが、
マジックの練習や道具作りなどクリエイティブな時間を過ごすときはPCとは違うスペースで行うのがいいかもしれません。